こんにちは、@なりあがれです。
ブログにお越し頂きありがとうございます。
今回は不動産投資で詐欺まがいな事が行われていた話です。
ちょっとネガティブ記事になりそうですが、不動産で失敗するとは思わぬ落とし穴に落ち人生の台無しにしてしまいます。
不動産で起こったことを知ると未然に防げます
後に大変な事にならない為にもぜひ最後までご覧くださいませ。
日銀の金融緩和策
景気をよくするために金融緩和をし低金利になりました。
しかし消費者がお金を使う事はなく、景気は良くならないままでした。
それは今でも続いており黒田総裁は景気2%アップを達成せず、そのまま日銀を退任する事となりました。
消費者はお金をたくさん使うほど生活に余裕がない状態でした
金利が下がると困るのが銀行です。銀行は手数料で成り立っており低金利が続くと経営が悪化していきました。
そしてその頃、ちょうど不動産投資ブームが来ていました。
銀行が不動産投資家へアプローチ
銀行は住宅ローンの金利を大幅に下げ、消費者は金利の安いうちに家を購入したいと思うようになりました。不動産へ投資する人も増えブームがやってきました。金利が安く儲けがでない銀行にとってはチャンス到来です。
手元にお金がない人でも不動産を持てると勧められ何の迷いもなく購入していた時代です。
金利が安く銀行にお金を預けておくより不動産を購入した方が良いと考える人が増えました。また相続対策で購入する人もいました。
たくさんの人が不動産へ流れ、家の値段が上がりました。銀行も融資額が増えたくさんの手数料を取る事ができました。
銀行は住宅ローンの融資に前向きでした
【しっかり確かめよう】偽装の手段とは
高所得者は銀行からの融資が通ります。しかし低所得者は銀行からの多額の融資を受けるとなると審査が厳しいのが現実です。
しかし悪どい不動産業者は色んな手口で融資を引っ張りだしていました。本当にそんなことで簡単に融資がおりたのか、と目を疑う内容でした。
通帳偽装
不動産投資家は融資を受けるとき、今の手元にいくらあるか確認さえられます。そのため通帳を銀行へ提出し残高確認をしなければいけません。
その通帳の残高はコピーでやり取りしていたそうですが、仲介業者は通帳の残高の数字を2桁足して偽装した通帳を銀行に提出していました。
なかなか凄い事実です。驚きです!
本人は偽装されていることは知りません。「何故審査が通ったの?」と思ったでしょう。しかも銀行はこの偽装に加担してたようです。
怖すぎますよね・・
不動産投資家は自ら確認もせず仲介業者へ任せきりでした。
銀行とのやり取りをする直後に不動産屋から口裏合わせをするようにと、言われた人もいるそうです。
他社で借金をさせる
手持ちがない場合、消費者金融でお金をかりてそれを軍資金にあてる方法をすすめる不動産屋もいます。
銀行には預貯金があると報告し、実は2箇所に債務を返さないといけない状態でした。
消費者金融だと金利も高くかなり大変な返済になってしまったそうです。
金利も高いため返済が困難になります
嘘の利回り
物件の利回りを偽装されている人もたくさんいました。
嘘の利回りで計算されてそのまま鵜呑みにしてしまい、後に返済に息詰まるパターンです。
偽装ではないですが物件を見ずに購入した人もいたそうです。
年数がたてば家は劣化します、最初に設定していた家賃は値下がりし、利回りも低くなります。
物件も見に行かず業者に任せっきりもいかがなものかと思いますし、ただ数字を言われたまま鵜呑みにするのもうかと思いました。
購入する物件を見ないとは、なんとも強気ですね
その時代は今よりお金に余裕があったんでしょうか・・・
不動産投資がブームだった為、たくさんの人がしてるから自分も大丈夫と思い疑う人がいなかったのかもしれません。
入居者偽装
中古マンションを購入時に、入居者がいるように偽装していた不動産屋もあったようです。
人が住んでいるように見せかけるためカーテンを買いに行き、わざと空き部屋にカーテンをつけ誰かが住んでい流ように見せかけていました。
数か月間だけ知り合いの人を住まわせ、マンションやアパートの入居率を上げ、物件購入後に退去するパターンもあるそうです。
部屋が9割埋まっていたのが数か月後には4割になっていた!なんて事もあったそうです。
購入前に入居者の数を考慮し利回りの計算もするため、退去する人が増えると利回りも低くなり思っていた家賃の見込みが減り返済が厳しくなってしまいます。
入居偽装、怖すぎです・・・
最後に
この話は本当に起こった話ばかりです。
今回、参考にした本はこちらです。
やってはいけない不動産投資 │著 藤田知也
どの案件もちょうどスルガ銀行の件(かぼちゃの馬車)が起こる前です。
事件があった後は取締りが厳しくなり、融資の審査も厳しくなったようです。
当たり前の事がそうではない場合もある世界です。
目先の事に捉われないためにも不動産業者に任せっきりにはせず不動産の知識を学んでおくとよいですね。では、今日はこのへんで。
楽しい不動産投資の道にしたいですね。
では、また。
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