地盤調査は必要?不動産屋へ確認しよう

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こんにちは、@なりあがれです。ブログにお越しいただきありがとうございます。

今回は地盤調査についてご紹介いたします。


今回読んだ本は神村真さんが書かれた 図解不動産業 地盤調査入門(改訂編) です。

購入する家の地盤は大丈夫なのか?


今ではどの地域で地震や災害が起こるリスクは否めません。

そのリスクを少しでも取り除くために地盤調査は必要なのか調べてみました。


地盤調査は必要

不動産屋が地盤調査の資料をもっているなら必ず確認する事をおすすめされています。

地盤改良が必要な土地谷埋め盛土の作られた土地でも公表なしで売られたりしてる場合もあるそうです。

これまでの地震で液状化や地盤破壊のリスクが高い土地は、対策なしでは販売できないそうです。

自身で調査依頼は難しいので不動産屋で地盤調査の資料を見せてもらい説明してもらうと良いそうです。

少しでも不安は取り除きたいですね

地盤調査の説明を受けよう

2010年に名古屋で起きた事です。裁判で争われています。

土地を購入前にここ地盤が軟弱で対策工事が必要なのに、説明が不十分なため軟弱地盤対策工事の費用を売主が支払うという事になりました

水田や湿地に盛土をして宅地として売られているケースは多いそうです。

湿地を埋め立てた箇所で液状化が発生したくさんの被害が出ているということでした。

とても災害が多くなっている日本なので、埋め立ての宅地である事を知っておきたいです。

知らないまま住居をたてて災害に合わないようにする為には、盛土の宅地なのか液状化が起こりやすいのかなど、購入前に確認が必要ですね。

液状化現象を抑えるためには、家の下部地盤が地震動で動かないように拘束したり、排水性をよくしたり、良質土に置き換えする、そしてよりよく締まった砂地盤にするといった方法があるそうです。

軟弱地盤に盛土をすると・・・

軟弱地盤に盛土をすると下の方へ沈みます

沈むだけならともかく、沈んだ力が横に押されて広がります。(はみでる感じです)

横に広がった土地は斜めになり傾いてしまいます。

その上に家があればもちろん傾きます。

そういった土地にたくさん家を建てる事は少ないかもしれません。

後のトラブルにならない為に、建設会社がはしっかり調査して家を建てられていると思います。

区画で販売されている戸建を購入前には一度確認してもよいかもしれません。

道路が割れる原因

軟弱地盤に盛土をするた 長期にかけて圧密沈下が起こるそうです。

圧密沈下とは軟弱地盤に盛土などの荷重を受けて土と土の間の水が徐々に排水されて体積が減少する現象です。

水はけが悪く時間をかけて盛土からじわじわと水が出ていく事です。

対策をしなければ道路は沈下してしまいます。

最初は綺麗だとしてもだんだん水が出ていき、ひび割れの多い道路になってしまいやすいそうです。

新しく区画販売している所は注意かもしれないです

宅地造成等規制法

地震時などに崩壊する恐れのある高い造成盛土を決め、売買する際には公表する法律です。

2006年に施行された法律で売買の際にリスクを公開し、購入者に説明する責任がる事になりました。

それによって不適切な土地を売られてしまう事は無く安心して購入を検討できる法律と言えるでしょう。

住宅の価値を下げる要因3つ

どんな新築で綺麗で家を建てたとしても地盤がしっかりしていなければ、リスクがついてしまいます。

そんなリスクの要因は3つあります。

  • 不同沈下
  • 圧密沈下
  • 液状化や災害の地盤が崩壊

不同沈下

住宅の重さで地盤沈下が起こる

圧密沈下

水はけが悪く沈下が長期的になり、他の部分との段差が生じ道路にひび割れなどが起こる

液状化や災害の地盤が崩壊

災害などが起こると緩い地盤が液体のようになり家が傾いたり流れたりする被害が起こる

この3つですが、不同沈下圧密沈下地盤調査不足や地盤設計で発生する人的なミスによって起こります。

必ず購入前には不動産屋に確認した方が賢明です。

家を建てた後だと何も対処が出来ません・・・

自分でも調べてみよう

やはり地形を見ると災害リスクなどもわかるそうです。

不動産屋に任せっきりになるのではなく、自分でも調べてみてもよいかと思います。

以前に紹介しましたブログで物件の内覧の話をいたしました。

少し山の近くというのもあって、内覧前に事前に国土地理院を確認してから向かいました。

初めて国土地理院で物件の場所を確認しましたがとても便利でオススメです。

地形の種類や土地の粘土など予測できる情報がたくさん掲載されていました。

その事を理解出来たので、それに伴う災害リスクを把握する事ができました。

もし地理院を見てわからない箇所があれば不動産屋に聞くこともできます。

出来る準備はしていた方が絶対に良いですね。

最後に

基本的に地盤調査は土地を売る人や建設業者が調査するものです。

個人で出来るものではないですが、怠ると後に大変な結果になりかねません。

不動産屋は地盤の状態を購入者へ説明する義務はないそうです。

後悔しない為にも出来る範囲で自分で調べる地盤調査の事を不動産屋に確認する事がとても大切かと思いました。

家も大事だけど、地盤のことも頭に入れておいた方が良さそうですね

本当にそう思いました。

では今日はこのへんで。

最後までお読みくださりありがとうございました。

では、また。

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