こんにちは、なりあがれです。ブログにお越し頂きありがとうございます。
今回は前のブログにてご紹介した「金融商品として考える 不動産投資」から気になった部分がありましたのでご紹介します。
住宅ローンの考え
筆者の中山田明さん曰くローンを組む事は悪い事ではないですが日本人は借りたものは返すという習慣があるので、融資を返さないといけないのでローンを組む事を避けがちだそうです。
後何年で返済が終わるとかボーナスで一括で返済したり(これは住宅では無理ですが・・・)たしかに早く返そうと思う人は多いような気がします。私もそちら側だと思います。
みんなきっちりしてるね
人気の投資家 厚切りジェイソンさん
一方、昔に読んだ厚切りジェイソンさんの著書 お金の増やし方 では住宅ローンはすぐに返さずキャッシュが出た時に返済した方が手元に現金がのこるので良いと書かれていました。
日本人は金融リテラシーが低いのか心配性なのかローンは後回しにするという考えは少ないと思います。資産が手元にあればその考えでも良いのかもしれませんが、今の私にはちょっと難しいですね。
金融リテラシーってむずかしい・・・
住宅ローンに付随する団信保険
そして住宅ローンや不動産投資ローンを組む際に団体信用生命保険(団信)に加入する事ができます。団体信用生命保険とは加入している借主がローン返済中に死亡や高度障害になった場合、ローン残高と同額の保険金が保険会社から金融機関に支払われローンがゼロになるものです。凄いお得ですよね。
「がんになったらローンが無くになる」という話しを知人から聞いた事があり、何それ?と思っていましたが団信の事でした。
団信は誰でも加入出来るものではなく、住宅ローンに付随した保険になりローンが借りれる人しか加入できません。一般の保険に比べて有利な条件で保険に入る事で出来るそうです。不動産のローンを借りる際に生命保険を見直すきっかけにもなるようです。インフレ時のローンの考え方は貨幣価値が下がるので出来るだけ多くのローンを借りる。ローンを最大に活用した方がいいそうです。
そうは言っても返済のことを考えるとローンは借金しているって思ってしまうね
庶民的な考えでは負債は避けたいと思ってしまいます・・・
住宅ローンに手厚い補償
では本題の団信についてですが、色々調べたところ加入した方がよいという結果でした。むしろ加入していなかった方が「入っていたらよかった~」と後悔されていました。
ほとんどが住宅ローンを組む時に加入が決められているそうです。
あとで悩まないためには先に調べることが大切だね
団信に加入することで金利は上がりますが、リスクを回避してくれる保険は入ったほうが良いですよね。保険の種類にもよりますが、病気になって住宅ローンの負担が軽くなるのはありがたいですね。
がんのリスクは50代からぐんと上がります。40代50代から住宅ローンを組む人にとってはとてもよい保険だそうです。逆に若い人は少し損な保険となってしまいます。
後、持病などがあって審査が通らない場合もあるので注意ですが・・・その場合は別の保険があります。(当たり前の話ですが)金利は上乗せされます。
もし万が一のことになれば団信を使い、負債はなくなり住宅という資産が手元には残ります。
ちなみに住宅ローンに特化している保険のため病気や死亡の補償は出ません。その部分は医療保険に加入し補填が必要となっています。
次に団信のメリット・デメリットをご紹介します。
団信のメリット・デメリット
メリット
- 契約者が万が一に死亡・高度障害児になった時に保険金で住宅ローンが完済になる
- 住宅ローンの審査を通った人しか入れない
- 所得税の納税の義務がない
デメリット
- 所得控除がうけることができない
- 住宅ローンに付随してるため保険料の総支払額が大きくなる
- 保障内容は薄い(医療にかかる費用は出ない)
最後に
住宅ローンを組む年齢は20・30代が多いので若い人のが病気や死亡のリスクは少ないため、この保険がよいとされています。リスクがある人の加入が増えると金利も上がります。ですが住宅ローンを組む方は若い人が多いのが実情です。万が一の時、住宅ローンが払えなくなるリスクを減らす事ができるとても良い保険だと思いました。もし加入できるなら40・50代からの中年層の方にも悪くない保険です。
では今日はこのへんで。最後までお読みいただきありがとうございました。
不動産の勉強をしていなかったら団信なんて言葉も知りませんでした。知識は大切ですね( ´∀` )
では、また。
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